Hi, everyone!
こんにちは!コーチToyaです
「試合は予定していたより10分早く始まった」
「彼は走るのが速い」
これらの文のように、日本語で私たちは「はやく」という意味を場合に応じて使い分けなければいけません。
そして、それは英語でも同じです。
英語で「はやく」という表現は様々です。
みなさんは、この「はやく」という表現を状況に応じて上手く使い分けられていますか?
おそらく大半の方はこれらを正しく使い分けられていません。
いきなりですが、問題です。
A : 状態を表す「会議は10分早く始まった」
B : 相手に急いでほしい時の「早く、早く!」
あなたは、このA・Bを正しく英語で言えますか?
正解は下記の通りです。
A : The meeting started 10 minutes earlier.
B : Hurry up!
話の内容によって、適切な表現方法を使うことはとても大切です。
相手との自然なコミュニケーションを楽しみたいですよね。
私たちが学校で習ってきた「はやく」という表現はいくつかあります。
しかし、ネイティブたちはどのようにこれらを使い分けているのでしょうか?
今回は、実際に英語圏の国々で使われている「はやく」を表すネイティブフレーズをご紹介します。
『早く』の英語表現
①early
こちらは、先ほどご紹介した例文の中に含まれていた英単語ですね。
“early” は、「時間や時期的にはやい」という意味で使うことができます。
「今朝は早く起きた」
「会議が10分早く始まった」
「いつもより早く集合場所に着く」
これらは全て “early” を使って表すことができます。
下記が例文です。
“I woke up early this morning.”
「今朝は早く起きた」
②fast
“fast” は、人や物の移動スピードが速い場合や、作業が短時間できる場合に使うことのできる英単語です。
他にも、「ドラマの展開が速い」であったり、「授業のスピードが速い」と言いたい時でも使うことができます。
また、日本でもよく耳にする「ファストフード」という言葉。
この表現も “fast” からきています。
「注文してから、食べ物が届くまでが速い」ということから、「ファスト」とついたようですね。
下記が例文です。
“He can run faster than you.”
「彼はあなたより速く走ることができる」
③quick
“fast” と同様に、人やものが動くスピードが速い場合に使うことのできる英単語ですが、
物事が短時間内に完了する「速い」や、「素早い・迅速な速さ」というニュアンスを持ちます。
何かの作業を短時間内でこなせたり、機敏な動きの速さを指す時に使います。
下記が例文です。
“He did the job quickly.”
「彼は早く仕事を終わらせた」
または、サッカー中にも
“You can move so quickly!”
「とても素早く動けるね!」
というような使い方もできますね。
④Hurry up.
最後は、このままで実際に使うことのできる英語フレーズ。
冒頭の例文でもご紹介した “Hurry up” ですね。
相手に急ぐよう促す時。
“Hurry up.” を使うことで、相手を急がせることができます。
ある一定の時間に遅れないよう、慌てている状態を表します。
下記が例文です。
“Hurry up, or you will be late!”
「早くして、遅れるよ!」
使いたい状況に応じて「早く」を使い分けよう!
いかがでしたか?
今回は、状況に応じたいろんな「はやく」という表現をご紹介しました
英語は、1つの単語で複数のニュアンスを持つ言語です。
日本語のように、「A=B」というように意味が直結しない場合があります。
1日でも早く、理想のあなたに近づくためにこれからも一緒に英語学習を楽しんでいきましょう!